平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、46歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

投資・節約・お金

iDeCo(個人型確定拠出年金)について②

以前、iDeCoの加入対象者、加入可能年齢について記事にしました。 本日はその続きの記事として、iDeCoの加入方法、流れなどについて確認してみたいと思います。   運用管理機関(金融機関)を選び、加入手続き iDeCoを運営する金融機関(銀行、証券会社、保険会社など)を自分で選び、加入手続きを行います。 各金融機関で、商品や手数料も違うので、ご自身の意向にあうところを選びましょう。   掛金の金額を決める そして、自分で決めた金額の掛金を拠出していきます。 拠出額は、月々5,000円 ...

投資・節約・お金

iDeCo(個人型確定拠出年金)について

  iDeCoとは個人型確定拠出年金の愛称です。 公的年金の上乗せとなる制度ですね。 公的年金とは異なり、加入は任意で、加入の申し込み、掛金の拠出、運用方法の選択をすべて自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。 よく、iDeCoかNISA、始めるならどっち?という質問等を見聞きしますが、どちらが向いているかは人によります。 一概に絶対にこっちがいいとは言えないと思います。 話がそれましたが、iDeCoの制度について確認してみたいと思います。   加入 ...

ライフ

行ったことのない場所に行ってみることの効果

  年を重ねるに連れて、経験することも増えていきます。 反面、積極的に取り組まない限り、はじめて体験することは減っていきます。 1日、1年が早く感じると言われるのは、新鮮さや充実感みたいなものが影響するのかもしれませんね。   幼い頃は、あらゆるものがはじめてで、ワクワクやドキドキがいっぱいの状態です。 年を重ねていくと、意識的に取り組まないと、新しい体験や出来事もそう多く起こりません。 ともすれば、年を重ね経験値が増えたことでチャレンジから遠ざかることも。 新しいチャレンジは、年齢関 ...

税金ほか

自販機特例を適用する場合の帳簿記載事項の変更点

  2023年12月22日に令和6年度税制改正の大綱が閣議決定され、仕入税額控除に係る帳簿の記載事項の見直しについて、方針が示されています。   現行の自動販売機特例の適用を受けようとする場合の帳簿等の記載事項については、通常必要な記載事項に加え、 帳簿のみの保存で仕入税額控除が認められる課税仕入れのいずれかに該当する旨、 その課税仕入れの相手方の住所又は所在地(例 〇〇市 自販機 ) を記載することが必要であると定められていました。   今回の見直しで、帳簿に「住所又は所在 ...

独立

流されないために

  流れに任せたほうがいいこともあると思いますが、自分が望む方向があるのに、違う向きに流されるのは避けたいところです。 ただ、気をつけないと知らず知らずに微妙に向きが変わってしまうこともあります。 そうならないために意識したいことなど書いてみます。     自分の軸を持つ 考え方は人それぞれです。 他の方が言っていることは、その方の基準・モノサシでお話されていることで、必ずしも自分に当てはまるとは限りません。 自分の価値観、自分の基準で判断できるよう自分の「軸」みたいなものを ...

医療機関等

2024 診療報酬改定の基本方針について

  診療報酬改定の基本方針が、厚労省の社会保障審議会医療部会及び医療保険部会で決定されました。   例年4月の改定ですが、2ヶ月後ろ倒しとして6月1日が施行日となります。   今回の改定に当たっては、物価高騰・賃金上昇、経営の状況、人材確保の必要性、患者負担・保険料負担の影響を踏まえ、全世代型社会保障の実現や、医療・介護の連携強化、医療DXやイノベーションの推進等による質の高い医療の実現などを基本認識として、次のとおり改定の基本的視点が示されています。 現下の雇用情勢も踏まえ ...

ライフ

新年の抱負を掲げなくなった

新年の抱負など、目標を立てることは大事だと思うのですが、、     新年の抱負を掲げていた 新年の抱負、色々な意見があると思います。 大事であるとか、あまり意味がないとか。 それぞれの考え方なので、どっちかが間違っているということもないと思います。 私はというと、以前、新年の抱負を立てている時期もありました。 10年日記なるものを付けていた頃があったのですが、その中に各年の抱負を書く欄があったことから、なんとなく記しておりました。 なんとなくだから、早い段階で忘れていたり、、 当時の私 ...

税金ほか

令和5年分の所得税確定申告の主な変更点について

  令和5年分(2024年に提出する分)の主な変更点について確認してみます。     個人住民税の改正に伴う様式の変更 これまで上場株式等に係る配当所得については、所得税と住民税で別々の課税方式を選択することができましたが、令和6年度の個人住民税からは、上場株式等に係る配当所得等・譲渡所得等の申告における課税方式を所得税と一致させることとなったため、これができなくなりました。 これに伴い、令和5年分以降の申告書第二表の様式が一部変更されます。   国外居住親族に係る ...

税金ほか

インボイス開始後の報酬等の源泉徴収について

  一定の報酬・料金等の支払いを受ける者が個人の場合、源泉徴収が必要となるものもあります。 税理士や社会保険労務士などの士業に支払う報酬等が馴染みがあるかもしれませんね。 ちなみに、税理士報酬の場合を計算方法は次のとおり。 支払金額(A) 税額 100万円以下 A×10.21% 100万円超 (A-100万円)×20.42%+102,100円 ※1円未満の端数は切り捨て     上記の支払金額(A)は、原則、消費税の額を含めた金額とされていますが、請求書等において報酬・料金等 ...

税金ほか

免税事業者が請求書に消費税を記載して問題ないか

インボイスは、誰でも発行できるわけではなく、事前に税務署に届出をし登録された事業者だけが発行することができます。 インボイス発行事業者以外の事業者が、インボイスと誤認される恐れのある請求書等を交付することは禁止されています。 誤認される恐れとは、次のような記載がある場合をいいます。 登録番号(Tから始まる番号)に類似した英数字を記載する 他者の登録番号を自分の登録番号として記載する   免税事業者からの請求書に消費税が記載されている場合、それが誤認される恐れとなるかどうか。   インボ ...

税金ほか

源泉所得税の納期の特例の対象外となる報酬等について

    納期の特例 通常、給与等の源泉所得税(従業員から預かった所得税)は、預かった翌月10日までに納付するのが原則となっています。 従業員がいる事業所であれば、給与は毎月支給しているでしょうから、基本的には毎月10日までに納めないといけないことになります。 ただ、一定の条件を満たす事業所は、毎月ではなく半年に1回の納付でいいですよ。というのが、いわゆる源泉所得税の「納期の特例」です。 具体的には、1月から6月までに預かった所得税を7月10日まで、7月から12月までに預かった所得税を翌 ...

医療機関等

医療法人の役員の変更手続きについて

    医療法人の役員 医療法人は理事3人以上と監事1人以上を置かなければならないことになっています。 理事とは一般法人でいうところの取締役、監事は監査役と思っていただければよろしいかと思います。 定数がありますので、欠員がでた場合には補充が必要となりますが、役員になれない人もいたりするので、選任の際には注意が必要なところです。 都道府県によって取り扱いが多少異なる場合もあるので、ホームページ等で事前確認するのがいいでしょうね。   役員の変更手続き 理事・監事の変更、追加等 ...