自己紹介・事務所紹介

開業して1年が経ちました

2021年8月1日に開業しました。

昨日で丸1年経過し、今日から2年目がスタートしました。

少し振り返ってみたいと思います。

 

 

 

開業初年度を振り返って思うこと

開業初日は日曜日だったこともあり、実際には8月2日からの業務開始でした。

ありがたいことに、0スタートではない状態での開業となりました。

最低限の生活が出来る状態でスタートできたことは本当にありがたいことです。

開業当初、色々な不安が渦巻く中で、お金の不安が幾分軽減されたことは大きいことでした。

 

その反面、初月からそれなりの業務量がある状態だったので、通常業務に加え、データ移行やこれまでやったことがない慣れない業務への対応など、開業時特有の業務もあり、ペースを掴むのに3ヶ月~4ヶ月かかってしまいました。

それに付け加える形で、慣れない会計ソフトを張り切って導入したこともあり、想像していた以上にペースを掴むのに時間がかかりました。

 

また、最低限の生活ができるという状況は、ある種のハングリー精神を欠く状態を作ったともいえます。

そのため、新規獲得について、営業らしい営業はまったく行いませんでした。

唯一行ったホームページ制作についても、着手が遅くなり、えいやっとアップしたのも今年の4月ぐらい、、
未完成の状態でとりあえずという形でしたが、結局その後のメンテナンスもまったくできておりません。

 

あと、メンタル的なところになりますが、「自分はこのやり方でやっていく」と決めていても、それと違うやり方に目が行ったり、華々しく見えたりすることもしばしばありました。

かっこいい、いいな、羨ましい。。とか。

とにかく隣の芝生は青く見えるのです。

その都度、迷ったり、心が揺れ動くこともあります。

この形でいいのか?と不安な気持ちになることも。。

自分の軸をしっかり持っているつもりでも、ゆらゆらしてしまいます。

 

ちょっとした成果

振り返ると、なんとなくできなかったことに注目してしまいましたが、ちょっとした成果もありました。

営業活動という活動はできなかったのですが、過去関わったお客様で、顧問契約につながったお客様もいらっしゃいました。

過去の自分の仕事について、一定の評価をいただけたようで、率直にうれしく思います。

 

また、これまでの業務の延長ではない、新しい仕事で収入を得ることができたことは、自分にとって大きな一歩だったと感じます。

具体的には、顧問契約以外のスポット相談と「話す」仕事です。

 

細かいことをあげれば他にもありますが、1番の成果は理想としている時間の使い方ができていることでしょうね。

 

今後について

基本的には今のスタイルで動いていくつもりですが、絶対的なものではないとも考えています。

何かの拍子で考えが変わることもあるかもしれません。

取り巻く状況も自分の感情も変化していく可能性はありますので、状況に応じて、臨機応変に対応していこうと思います。

ただ、何かを犠牲にしてまで得ようという考えは持たないように注意したいと思います。

家族との時間、趣味の時間など、しっかり確保できるように、余白を持つことを忘れないようにしたいです。

時間を使うということは、命を削ることにほかなりません。

人生そのものだと思うのです。

かけるべきところに自分の時間を使っていきたいですね。

 


■編集後記
昨日は娘が1泊2日の合宿から帰ってくるのでそのお迎えへ。
いろいろと吸収し、得るものもあったようで、いい経験となったと思います。
なんだか、ちょっと成長して帰ってきたように感じます。

 

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

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