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平川吉輝
税理士、AFP
1979年8月13日生、44歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日毎日更新中。
払込区分の変更手続きの流れ 小規模企業共済の掛金の払込区分は、月払い、年払い、半年払いがありますが、様々な理由で当初の払込区分から変更したいということもあるかと思います。 もちろん変更は可能です。 今は書面での手続きに加えてオンラインでもできるようになっています。 前納がある場合のスケジュール 例えば、現在年払い(前納がある場合)から月払いに変更するケースを確認してみたいと思います。 10月年払いで、翌年の9月まで前納あり。 次の10月から、月払いに ...
代償分割とは 代償分割とは、遺産の分割に当たって共同相続人などのうちの1人または数人に相続財産を現物で取得させ、その現物を取得した人が他の共同相続人などに対して債務を負担するもので現物分割が困難な場合に行われる方法をいいます。 代償分割の場合の課税価格 この場合の課税価格の計算は次のとおりです。 代償財産を交付した人の課税価格は、相続または遺贈により取得した現物の財産の価額から交付した代償財産の価額を控除した金額 代償財産の交付を受けた ...
以前、iDeCoの加入方法、受け取りまでの流れについて記事にしました。 今回はiDeCoの税制優遇措置について確認してみたいと思います。 iDeCoは、掛け金の拠出時、運用時、給付時、それぞれで税制の優遇措置が設けられています。 掛金が全額所得控除 掛金の全額が小規模企業共済等掛金控除の対象となります 運用益は非課税で再投資 一般口座、特定口座による運用では、運用益に対して20.315%の税率で課税されるのに対し、iDeCoにおいては、運用益は非課税で再投資されま ...
「ながさき県民の森」が2024年3月30日にリニューアルオープンするそうです。 何度かオートキャンプ場やアスレチックを利用させてもらったことがありますが、低コストで利用可能で、キャンプ初心者にも利用しやすいキャンプ場だと感じます。 特にアスレチックの遊具は娘たちもお気に入りなので、リニューアルの内容は気になります。 ホームページをみると、キャンプ場に木製大型遊具をはじめ11種類のアスレチックが楽しめる「冒険広場」が誕生、森林館にも室内大型木製遊具など ...
国民年金の保険料は、支払った年に支払った金額を社会保険料控除として所得から控除することができます。 生計を一にする家族のものを支払った場合も社会保険料控除の対象となります。 また、その年分の保険料を本年中に支払うケース以外に、過去の保険料を払うケース、翌年の分を前納するケースもあります。 この場合、過去の保険料についても前納した保険料についても、本年分の社会保険料控除の対象となります。 「2年前納」についても、支払った年分の社会保険料控除の対象とできます(各年分の ...
中小企業などの創業者であり、代表取締役を長く勤めていた会長や社長などが亡くなったときに、その会社において社葬を行うことがあります。 社葬費用についての法人税の取扱いは次のとおりです。 法人が、その役員または使用人が死亡したため社葬を行い、その費用を負担した場合において、その社葬を行うことが社会通念上相当と認められるときは、その負担した金額のうち社葬のために通常要すると認められる部分の金額は、その支出した日の属する事業年度の損金の額に算入することができるとされています。 &nbs ...
令和6年度税制改正において、中小企業倒産防止共済について見直しがあります。 中小企業倒産防止共済とは、中小企業の連鎖倒産、経営難に陥ることを防ぐことを目的として、毎月一定額の掛金を積み立てておくことによって、共済金の貸付を受けることができる制度です。 最大で月20万円の掛金をかけられ(積立の上限800万円)、その掛金は全額経費(損金)となるため、節税(課税の繰り延べ)の手段として活用されることもあります。 積立の上限に達したら、解約して再度加入して経費することが可 ...
国税庁のホームページに「令和4年分 相続税の申告実績の概要」が公表されています。 相続税については、2013年の税制改正により基礎控除が引き下げられたことにより、2015年以降相続税の課税割合が上昇しています。 それ以前は4%台、100件相続が発生した場合、相続税の申告が必要な件数が4件だったのが、その倍の8%台になったとのこと。 「令和4年 相続税の申告実績の概要」によると、2022年分は9.6%で、10%近くまで増加しています。 10分の1ですね。   ...
相続税評価において、居住用の分譲マンションに係る評価方法が改正されています。 従来の評価方法は次のとおり。 居住用の分譲マンション(1室)の相続税評価額(自用の場合) =区分所有建物の価額(建物の固定資産税評価額×1.0)+敷地(敷地権)の価額※1(敷地全体の価額(※2)×敷地権の割合) ※1 小規模宅地等の特例の適用は未考慮 ※2 路線価方式又は倍率方式により算定した評価額 従来の評価方法だと、土地は敷地権の割合で按分されますので、敷地面積あたりの戸数が多いマン ...
医療費控除を受けるために確定申告をするという方も多いかと思います。 医療費控除とは 医療費が一定額を超える場合に、その医療費を基に計算された一定の金額について所得控除を受けることができます。 医療費控除といわれるものですが、自己または生計を一にする配偶者やその他親族のために支払った医療費で、その年の1月1日から12月31日までの間に支払った医療費が対象となります。 医療費控除の対象となる金額は、(実際に支払った医療費の合計額 ー 保険金などで補填される金額)から10万円をを差し引いた金額(所 ...
2024年度の診療報酬改定の具体的な内容が明らかになってきておりますが、諸々の資料が膨大にあるので、内容把握には苦慮しますね。。 なので、一先ず主なポイントについて確認してみたいと思います。 厚労省と日本医師会との共同開催セミナーの資料に、主なポイントについてまとめられているものがありますので、そちらから抜粋してみます。 賃上げ・基本料等の引き上げ 医療DXの推進 ポストコロナの感染症対策の推進 同時報酬改定における対応 外来医療の機能分化・強化等 ...
所得税の延納制度 所得税の確定申告は、原則3月15日が申告期限となっており、申告期限までに納付するのが原則です。 振替納税の手続きをすれば、1ヶ月ほど伸ばすことができますが、それとは別に納期限を延期する方法として「延納制度」があります。 納税額の全部を延期できるわけではありませんが、納期限(振替納税の場合は、振替納税日)までに 納付すべき税額の1/2以上を納付すれば、残りの税額の納付期限を5月31日まで延長することができます。 利子税について 延納制度で、納付すべ ...