
電子申告の場合に省略できる書類
書類の保存期間については、よく尋ねられる項目の1つです。
どちらかというと、破棄していいのはいつまでの書類か、ということかと思います。
所得税の確定申告をe-Taxで行うと、一定の書類の添付を省略できます。
例えば、源泉徴収票や生命保険料の控除証明書、医療費通知など、一定の第三者作成書類については提出または提示を省略できることになっています。
保管・保存は省略できない
ただ、この制度は添付を省略できる制度であって、保管・保存を省略できるものではありません。
無料申告相談などの際に、勘違いされて過去分を処分したという方がときどきいらっしゃいました(もちろん書類保存については毎年説明していますが)。
添付を省略した書類についても、原則として法定申告期限から5年間は保管する必要があります。
入力内容の確認等で税務署から提示・提出を求められそれに応じなかった場合には、添付がなかったものとして取り扱われます。
私は(お客様含む)あたったことはありませんが、ふるさと納税、医療費などの書類についてランダム?的に確認があるというのを聞いたことがあります。
書類の保存期間
どのような業種でも何かしらの書類は扱いますので、保管スペースの確保や整理の手間を考えると処分できるものは処分したいというのはわかります。
データであれば多少ましですが、法律で定められている保存期間の保管となるとそれなりの量になりますからね。
以前、税法及び労務関係の書類について、法律で定められた保存期間について記事にしておりますので、ご参考まで。
処分できる書類については、年度ごとに保管するなどして、時期がきたらところてん方式に処分できるようにするのがおすすめです。
■編集後記
昨日は外出予定なし。
月次、決算などを。
早寝早起きスタイルに戻して3週間ほど経過しました。
だいぶ体が慣れてきたのか、アラームなしでも起きれそうな感じになってきました(不安なので一応セットしている)。
というか、アラーム前に目が覚めることが多いような。。
起きなきゃ!と気になってるのでしょうね。。
自然に目が覚めるにはまだ時間がかかりそうです。