
路線価とは
路線価(ろせんか)とは、道路に面する標準的な宅地の1㎡当たりの価額のことです。
一般的に路線価といえば、相続税や贈与税の税額を算定する際の基準になる相続税路線価を指します。
全国どこでも設定されているというわけではなく、市街地などの限られた地域が設定の対象となります。
設定されてない地域については、「倍率方式」など別の方法で評価されることになります。
路線価は毎年1月1日時点を基準として、国税庁が毎年7月初旬に公表します(2025年は7月1日公開)。
2025年1月1日から2025年12月31日までに発生した相続や贈与によって取得した土地の相続税・贈与税は、令和7年分の路線価を基に評価することになります。
路線価の調べ方
前述のとおり路線価は国税庁が公表しており、インターネットで「路線価」で検索するとすぐ閲覧することができます(8年分掲載されています)。
日本地図が表示されるので調べたい都道府県を選択して「路線価図」をクリック。
閲覧したい市区町村、町丁名とすすめていくことでみることができます。



路線価の数字
地図を見てみると、路線(道路)に数字やアルファベットが書かれていますが、この数字が路線価を示しています。

数字以外のアルファベットや囲んでいる円等にも意味があるのですが、別の機会に確認するとしてここでは割愛します。
この数字が1㎡当たりの価額で、千円単位で表示されています。
この地図の真ん中辺りの「790」は、79万円ということになります。
1㎡当たりの金額なので、この数字に土地の面積(◯㎡)をかければ標準的な宅地の評価額が計算されます。
実際の評価は、その土地ごとでいくつかの補正が必要になるケースが多いので、そう単純ではないのですが。。
まずは、基本のところを確認していただければと思います。
■編集後記
昨日は午後から面談1件。
前から気になっていたドラマを流し見で一気見。
タイプが異なる作品を2つ観ましたが、2作品とも面白かったです。
話題になる(なった)のもわかります。
