
保障の見直し
生命保険に加入した当初はどのような内容だったか把握できていたとしても、時が経つとあやふやになることがほとんどです。
また、5年、10年と経過するにつれ、生活状況や資産状況は変化していくものですので、保険に入ってそれで終わりというわけにはいきません。
定期的な内容把握と現状に沿った保障内容となっているか確認する必要があります。
このように保険種類や保障内容、保険金額などを現状に合ったものに変更することを「保障の見直し」といいます。
必要となるタイミング
例えば、新たに子どもが生まれた、子どもの進路が変わった、転職で収入等が変わった場合などには、保障の見直しを行ったほうがよいケースもあります。
必要な生活費や教育費が変化もそうですが、今であれば物価上昇などの経済情勢の変化があるときなどは、見直しの良いタイミングかもしれません。
見直しの諸制度
ただ、保険契約はいったん解約すると元に戻すことができません。同じ内容であれば、年齢が若いほうが保険料は安いので、再度同じ内容で契約しようとすると保険料は上がってしまうことになります。加えて、以前は契約できた保険も、今の健康状態では契約できないというケースも考えられます。
なので、どのように見直すかは、十分に検討する必要があります。
保障の見直しを検討する際、今の保険を解約して新しい保険に加入する以外に、契約中の保険を見直せる諸制度を活用することができます。
例えば、「契約転換制度」「定期保険特約などの中途付加」「特約の解約」「払済保険」「延長保険」「保険金の減額」などです。
契約時にはニーズに沿ったものでも、年月が経つと生活状況や資産状況も変化し、現状のニーズにそっていない契約となっているかもしれません。そのまま契約し続けて、万が一の際に保障が不足してしまうことがないよう、定期的に保障の見直しを検討したほうがよいでしょう。
■編集後記
昨日は午後から面談1件。
土日は(基本)オフとしているので、翌週の平日に振り替える予定です。
すでにスケジュールを組んでおります。