税金ほか

不動産所得 事業的規模と業務的規模の判定について

不動産所得はその貸付規模によって「事業的規模」か「業務的規模」に区分され、税務上の取り扱いがそれぞれ異なります。

その判定は「社会通念上事業と称するに至るかどうか」という基準で判定すべきとされています。

「社会通念上」。。

 

実際のところ「社会通念上」で判定するのは難しいことが多いので、実務的には形式的な基準で判定することがほとんどです。

 

形式基準は下記のとおり。

  • 一戸建て 概ね5棟以上
  • 貸間、賃貸住宅(アパート等) 独立した室数が概ね10室以上

 

いわゆる5棟10室基準とよばれるものですね。

ちなみに駐車場の場合は、概ね5台分で1室とみなされます。

 

例えば、一戸建て、アパート、駐車場を貸している場合のカウント数は、アパート等の室数×1、一戸建て×2、駐車場の台数÷5 の合計が10以上で「事業的規模」と判定されます。

 

前述のとおり、あくまで形式基準なので、これを満たさないと事業的規模と判定されないというわけではありません。

また、共有物件の場合は、持分ごとに室数をカウントするのではなく、建物全体の室数カウントで判定することになります。

 

税務上の特典も変わってきますし、事業税の課税対象となるかの判定はまた別の基準となる(都道府県で異なる)ので、判断に迷う場合は専門家に相談してもいいかもしれませんね。

 

 


■編集後記
昨日は朝から妹宅へ。
確定申告の相談対応など。
その後近くのラーメン屋さんへ。

投資・節約・お金 税金ほか

こどもNISAを開設するための準備

2026年10月から各証券会社等で事前申し込みの受付がはじまっています。 実際に取引が開始できるのは2027年1月以降です。 必要な準備を確認してみます。 親権者の口座開設 まず、こどもNISA(未成年口座)を開設するためには、親権者が同じ金融機関で口座を持っている必要があります。 親権者の口座からこどもの口座を開設し、登録した親権者が管理することになるため、こどもの口座だけでなく親権者自身の口座があるのが前提となります。 なので、親権者の口座がない場合はまず親権者の口座開設からスタートです。 &nbsp ...

ReadMore

税金ほか

2027年からの固定資産税の免税点について

固定資産税は、毎年1月1日に土地、家屋、償却資産を所有している人に対して課税される地方税の一つです(償却資産については事業者のみが対象)。   賦課課税方式の税金なので、基本的には計算された税額が通知され、それを納めることになります。   土地、家屋については、なんとなく同じぐらいの税額が毎年通知されている印象を持たれていると思います(償却資産については、増減があります)。   なので、税金が課税されるライン(免税点)については、あまり意識することもないかもしれませんが、固定 ...

ReadMore

ライフ

関わりたくない人に関わらないといけないとき

関わらないようにしたいなと思うタイプの人がいます。 実際、相性みたいなものもありますし、これまでの経験を踏まえて、近づかない方がいいなと思うタイプの人もいます。 独立後はある程度選べるようになっているので、仕事で接する機会はほぼありませんが、プライベートでは関わらないといけないケースが過去ありました(今はなくなりました)。 関わりたくないのに、関わらなければいけないときの自分なりの対応について書いてみます。 気にしないようにする まずは、「気にしないようにする」でしょうか。 なかなか難しいことですが、考え ...

ReadMore

税金ほか

キャッシュレス納付、とりあえずダイレクト納付はできるようにしておく

納税については、納付書での納付はしていません。 個人的にデメリットだと感じる部分もあるもので。   何らかのキャッシュレス納付を利用しておりますが、多くの人におすすめできるのはダイレクト納付ではないでしょうか。 ダイレクト納付は、 手数料無料 金額上限無し 国税はほぼ全税目対応 納付日の指定可能 複数口座利用可能 別にお得になるということはないですが、メリットはいろいろあると思います。 個人、法人で、それぞれ少しつづ手続きが違いますが、どちらも手続きして使えるようになるまでに一定の時間がかかりま ...

ReadMore

ライフ

悪いレビューだけで決めないようにしている

買い物するとき、参考にレビューをみることもありますが、悪いレビューがあるというだけで買うのをやめるという判断はしていません。 書いている人は誰か 買ったものに満足している人、期待していたものと違うなど不満に感じた人、それぞれいるのかもしれませんが、どちらかというと不満を持つ人のほうがエネルギーを込めて書くのかな?というイメージがあります。 また、不満を感じた人のほうが、レビューを投稿するという動きをとるように感じます。   数だけでは判断できない なので、レビューの数やスコアだけで、良い悪いは判 ...

ReadMore

税金ほか

ダイレクト納付エラー通知(残高不足)があった場合の対応

    ダイレクト納付の手続きで、即時納付(指定日)の手続きをしても、その当日に他の引き落とし等で残高不足が発生した場合などには、ダイレクト納付が完了できていないこともあります。   その場合には、メッセージボックスに「ダイレクト納付エラー通知」が届きますので(メールアドレスを登録していればメールも届きます)、必ず納付状況を確認する必要があります。   このときの対応についてですが、当日に納付額以上の預け入れを行ったからといって、再度引落しがかかるということはありま ...

ReadMore

ライフ

娘たちの言動で気付かされることも結構ある

これまで何気ない娘たちの言葉や行動から、気づき、学びとなることが結構ありました。 いくつか列挙してみたいと思います。 今できることを 娘たちがそれぞれ今より小さい頃ですが、何かにつけて、「パパにプレゼント~」、「これあげる」と折り紙だったり、ときにはよくわからないものをプレゼントしてくれました。 折り紙やよくわからないものであっても、何らかの気持ちがこもっていることが多いです。 ときには、作った後始末的にプレゼントとして回ってきているものもあるような気もしますが、本質的には、何かをあげたい、喜んでもらいた ...

ReadMore

税金ほか

期限が決まっている主な相続手続き

  期限の起算日は 「相続開始日」とは、多くの場合において「被相続人が死亡した日」のことです。 失踪宣告で相続が開始するパターンは、現実にはそう多くないので、一般的には「相続開始日」とは「被相続人が死亡した日」という認識でよいでしょう。   相続関連の手続きの際、相続開始日(相続開始を知った日)が期限の起算日となります。   期限のある相続手続き(3ヵ月、4ヵ月、10ヵ月) 相続放棄・限定承認 • 相続開始を知った日から3ヵ月以内   準確定申告 • 相続開始を知っ ...

ReadMore

  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、47歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

-税金ほか