
相続とは、死亡を原因として財産上の権利義務を承継させることをいいます。
このように、相続は、死亡によって開始します。
死亡には自然死亡の他、法律により死亡とみなされるものも含まれます。
自然死亡
自然死亡の場合、医学的に死亡と判定された時点で相続が開始されます。
自然死亡の場合の死亡時期は、戸籍に記録された年月日時分を持って確定します。
失踪宣告
失踪宣告とは、不在者の生死不明の状態が続いた場合に、一定の要件のもとに死亡したとみなすことによって、法律関係を確定させるための制度です。
失踪宣告がなされた場合、死亡したものとみなされるので、相続が開始されます。
普通失踪
失踪者の生存を証明できる最後のときから7年間が経過した場合、失踪の宣告をすることができます。これを普通失踪といいます。
特別失踪
戦地に臨んだり、船の沈没その他の危難がさったときから、1年間が経過した場合、失踪の宣告をすることができます。これを特別失踪といいます。
認定死亡
認定死亡とは、水難、火災その他の事変によって、死亡したことが確実視される場合に、その取調べをした官公署が死亡地の市町村長に死亡の報告し、それに基づいて、その日時、場所で死亡したものとして取り扱われる制度です。
■編集後記
昨日は外出予定なし。
月次、融資相談の対応など。
簡易書留の書類2通(私のと娘の)、「JALでkariteco」で新しく借りたアイテム、荷物の受け取りが多い日でした。あと、初めて作った遠近両用メガネも。
外出予定がない日でよかったです。