
扶養の範囲について、所得税に関すること社会保険に関すること、その両方について、ご質問いただく機会はこれまでも多かったのですが、今般の税制改正でそこに関わる内容も含まれていたことから、話題にもなっていました。
とくに、いわゆる「103万円の壁」のライン引き上げについて注目していた方も多いと思います。
最終的に、103万円から160万円に変更になりますが、本日は社会保険について少し確認してみたいと思います。
106万円の壁
従業員51人以上の会社にお勤めの場合、社会保険(健康保険・厚生年金など)の各保険料の支払いが発生。
130万円の壁
被扶養者として届け出ていた場合に、社会保険の各保険料の支払いが発生。
150万円の壁
被扶養者として届けでていた19歳~22歳に、国民健康保険の保険料の支払いが発生。
このうち150万円についてが、2025年10月1日より新たに加わった部分です。
このように一部見直しとなった部分があるにはあるのですが、ほぼ変更はありません。
ただ、今後の動きとしては、106万円の壁撤廃、企業規模要件の段階的撤廃が予定されており、社会保険の対象事業者拡大の方向で進んでいます。
どちらかというと、扶養の範囲については、配偶者の社会保険のほうを気にされている方が多い印象です。
配偶者のほうも変更されればいいんでしょうけどね、、
今後の動きから考えると難しいのでしょうか。
■編集後記
昨日は午後から面談1件。
家族及びその周辺で、鬼滅熱が再燃しています。
世間的にもそのような感じみたいですね。
映画にもと思っていますが、下の娘が大きい音が苦手なもので、心配ではあります。。
検討中です。