独立 税理士

独立後できなくなったかもなと思うこと

 

独立前も独立後も同じ業種、同じような仕事をしているのですが、その前後ではやり方・過ごし方が変わったおかげで、やらなくなったことも多いです。

もう前のようにはできないかもな、、と思うことを少し書いてみます。

 

 

 

通勤

自宅で仕事をしているので、通勤がなくなりました。

以前は平日ほぼ毎日通勤していました(お客様のところに直行することもありましたが)。
車で通勤しておりましたので、混み具合で時間は変わっていましたが、片道40分から1時間弱かかっていました。

当時はそれが当たり前だったので深く考えたことなどなかったのですが、それがなくなった今、また平日毎日通勤してと言われると、ちょっときついかなと感じてしまいます。

以前、娘たちが大きくなってきて部屋の割当が変わってきたら、自分が外に事務所を借りないといけないかな?と考えたことがあり、少しイメージしてみたことがありました。ただ、たとえ自宅の近くに借りたとしても、そこに行かないと仕事ができなくなるので、それを億劫に感じたことを覚えております。

いざとなればやるしかないのでしょうが、、できるだけ今の状態を維持したいという感じです。

 

決まった時間働く

あと、9時~17時など一定の時間働くことがなくなっているため、そのあたりの耐性は完全に弱まっていると思います。弱まっているというか、できなくなっていると思います。。

そんなにやることがないというだけかもしれませんが、例え業務量があったとしても、ここからここまでという一定の時間である必要はないので、その日の予定にあわせて、小刻みにスケジュールを組むでしょうね。

早朝でもいいですし、プライペートの予定の間でもいいかもしれません。

 

複数の決算

勤務時代は月に複数の決算を組むこともありました。

退職するころには、担当するお客様も減ってきたこともあり、そう多くはなかったのですが、担当が多い時期には複数あるのが当たり前でした。

多いときには法人も5件ぐらいありましたし、個人事業の確定申告が10数件あることもありました。

当然、業務のすべてを自分だけでやる必要はなかった当時と、すべてを自分でやらないといけない今を単純に比較することはできませんが、複数しないことが当たり前になった今、月2件ぐらいで抑えたいな、、という気持ちです。。

3件以上はちょっとなと感じてしまいます。
最近、感じることがありました。

 

なんでもそうかもしれませんが、やらないと衰えます。
まあ、やらないので衰えてもいいのでしょうが、よくやってたなとふと思ったことがありましたので書いてみました。

他にもたくさんありますけどね。

いろんな意味で、この状態をキープできるよう努めます。

 


■編集後記
今日から上の娘も始業式。
学校が楽しみとのことで、はりきって登校していきました。

 

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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