投資・節約・お金 税金ほか

クレジット納付の手数料について

クレジットカードで税金の納付もできます。
税目によっては。

 

24時間いつでも納付できるので、平日の日中に金融機関の窓口に行かなくて済むというメリットもあります。

または、クレジットカードによっては、ポイント還元を受けることができるケースもあります。

ただ、メリットばかりではありません。

手数料が必要となる税目もあるからです(それ以外のデメリットも多少ありますが)。

 

所得税や法人税など、国税の支払いの場合には、その金額に応じて決済手数料がかかります。

1万円ごとに83円(税込)が加算される仕組みとなっております。

なんとなく、0.83%と考えたくなりますが、実際の手数料の負担率は金額によってばらつきが出ます。

極端な例になりますが、例えば、

  • 10,000円  83円  0.83%
  • 10,001円   167円  1.67%
  • 20,000円   167円  0.84%
  • 20,001円   250円  1.25%

このように1万円をちょっと超えた辺りだと、負担率が大きくなりますね。

 

50,001円を超えてくると、負担率が1%を超えることがないので、納付税額が少額の場合は注意が必要です。

なので、クレジットカードのポイント還元がどれくらいか、または、そもそも還元対象となるカードなのか、確認する必要があるでしょう。

クレジットカードによっては、税金の納付について還元率が下がるカードもあります。

納付税額が50,000円を超える場合は、1%以上のポイント還元があるカードを利用しておけば損することはないかと思います。

ポイント還元でおなじみの楽天カードも、税金の支払は0.2%に還元率が落ちます。

 

クレジット納付を利用されている方は、ご利用のカードの還元率、確認していただければと思います。

 

 

 


■編集後記
今日はセミナーへ。
気になっていたことが無事終わったので、安堵しております。
お疲れさまでした!

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、46歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

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