税金ほか

源泉所得税のクレジット納付手続きについて

自身の源泉所得税の納付が必要でしたので、クレジットカード払いで納付してみました。

これまでお客様へご案内はしたことがありましたが、自分自身ではやったことがなかったので、今回初めて実施してみることにしました。

その手順について記事にしたいと思います。

 

 

 

e-Tax(WEB版)での手続き

今回、e-Tax(WEB版)にて実施してみました。

https://clientweb.e-tax.nta.go.jp/UF_WEB/WP000/FCSE00001/SE00S010SCR.do

 

電子申告を初めて利用する場合は、まず電子申告の「開始届」が必要になりますが、私はワンストップサービスを利用し法人を設立しましたので、電子申告の利用開始の手続きについても同時に完了しております。

利用者識別番号等については、ワンストップサービスでの手続きが終わった際、ダウンロードしているフォルダにテキストデータで格納されています。

ワンストップサービスで法人設立をした方は、フォルダをご確認いただければと思います。

 

早速、利用者識別番号と暗証番号を用意し、e-Tax(WEB版)のサイトにアクセス。

 

 

利用登録

初めて利用する場合には、利用登録が必要です。

必要事項をそれぞれ入力していきます。

秘密の質問を設定し、登録をクリックして完了です。

 

源泉所得税データの作成

メインメニューで、「申告・申請・納税」が選択できるようになっておりますので、そちらをクリックします。

 

新規作成の「操作に進む」をクリック。

 

今回手続きする源泉所得税の納付の場合、「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算(一般)」をクリック。

ちなみに納期の特例(半年に1回の納付)の場合は、1つ下の(納期特例分)と記載されている方を選びます。

 

提出先の税務署の確認、区分・人数等必要な情報を入力していきます。

 

 

人員については延べ人数を入力します。一般用(毎月納付)の場合は、人数をそのままで大丈夫だと思いますが、納期の特例(半年に1回納付)の場合は、ご注意いただければと思います。

 

 

入力内容の確認を行います。

 

「印刷」をクリックすると送信前情報のPDFデータが作成されますので、念の為保存したほうがよいでしょう。

 

送信をクリックし完了です。

これで、税務署へ源泉所得税のデータが送信されます。

 

 

クレジットカード納付手続き

続けて納付手続きに移ります。

送信完了画面の「受信通知の確認」をクリックし、下にスクロールすると「クレジットカード納付」と表示されているところがありますので、そちらをクリックします。

 

クリックすると、「国税クレジットカードお支払サイト」が開きます。

先程手続きした情報が引き継がれているようです。

 

そのまま支払いに使うクレジットカード情報を入力し、手続きを進めると納付完了です。

 

 

まとめ

最初は利用登録など、手順が少し多いですが2回目以降は少し簡単になります。

銀行などに行く手間を考えると、効率よく納付手続きが出来ますので、利用したことがない方は検討されてはいかがでしょうか。

ただ、手数料がかかりますので、その辺りはデメリットかと思います。

あと、1万円未満については一律83円(税込み)の手数料となりますので、金額が少額だと結構割高に感じるかもしれません。

例えば、2000円の納付だと、手数料率が4%を超えることになります。。
(こういうときは「率」ではなく、「額」で考えたほうがいいかもしれません、、)

最近ではクレジットカードのポイント等も、納税については改悪になったりしているところもあるようですので、ポイントでお得を取ろうという考えより、時間の節約と捉えたほうが良いかもしれませんね。


【編集後記】
購入してしばらく放置することになってしまっていたモニターをようやく設置しました。
以前使っていたものは、妻に譲ることに。
レビュー等について、改めて記事にしたいと思います。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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