税金ほか

簡易課税制度をやめる場合の届出、提出(できる)時期

 

消費税の計算方法には2種類あります。1つが本則課税、もう1つが簡易課税です。

文字通りではありますが、本則課税は原則的な計算方法で、簡易課税は簡単な計算方法です。

 

簡易課税は、基準期間(前々年)の課税売上高が5,000万円以下の事業者が、届出を行うことで選択適用できる制度です。

本則課税はざっくり説明すると、「預かった消費税 ー 支払った消費税 = 納める消費税」という計算方法です。

これに対して、簡易課税は、「売上時の消費税額 × ○%」という計算方法で納める消費税額を計算します。

 

消費税の簡易課税制度を選択した場合には、2年間継続適用となります。

簡易課税の適用をやめる場合、「消費税簡易課税制度選択不適用届出書」という書類を提出するのですが、その提出時期は次のとおりとなっています。

適用をやめようとする課税期間の初日の前日まで。
ただし、消費税簡易課税制度の適用を受けた日の属する課税期間の初日から2年を経過する日の属する課税期間の初日以後でなければ、この届出書を提出することはできない。

 

初日の前日とか、経過する日の属する・・とか、少しややこしい言い回しですが、例えば2年のみで適用をやめる場合には、簡易適用2年目の事業年度内に提出ということになります。

 

基本的に消費税の届出は、何かしら効力を開始したい事業年度が始まる前までに出さないといけないのですが、早すぎてもダメということですね。

 

簡易不適用に限らずですが、消費税の届出の失念によるトラブルは避けたいので、特に課税事業者になったりならなかったりするケースにおいては、特別の事情がない限り、届出はリセットするようにしています。

 

 


■編集後記
昨日はオフ。
妻と娘たちは浜屋のあんこ展へ。
あんこ好きなんですが、私は他の予定があったので留守番です。
買ってきてもらったものを美味しくいただきました。

ライフ

余白があるからできる、仕事の合間にツーリング

  9月初のソロツーリングに行ってきました。   はじめから行こうと決めていたわけではないのですが、次の予定まで2時間ほど空くタイミングがあったので、「1時間ぐらいなら」と行ってきました。   今日は、仕事、歯科検診、仕事、ツーリング、仕事、娘のお迎え、仕事、娘の送迎、と仕事とプライベートの予定を行ったり来たりでした。 予定が入っていたもの、ちょっと前に決まったもの、予定していなかったものいろいろですが、日頃から予定の数を制限しているので、調整できていることかなと感じます。 ...

ReadMore

税金ほか 資金繰り

予防は大事

誰しも体が資本なので、健康面についてもそうなのですが、事業をするうえでも大事な気がしております。   早期発見 事業においては「予測」がいろいろなリスクを回避するための予防になると考えます。 早く気付けば対処できることも増えますので。   納税予測 早期発見とは少し違うのかもしれませんが、早い段階から税金がどれくらいになるかわかっていれば、心構え(覚悟)ができたり、動き方など、対応を変えたり対処できることも増えます。 そのためには、経理で日々行うこと、毎月の締めなどについて事前のルール ...

ReadMore

ライフ

運動の習慣化ができなかったときとの違い

習慣としていることがいくつかあります。 2026年からはランニングも新習慣として実施しています(毎日ではないですけど)。 これまで習慣化させたいと思っても続かないことが多かったのですが、今年は継続できています。 できなかったときと比較して、いま継続できている理由について考えてみます。   優先順位 実際のところ、そう違いはないように感じていますが、強いて挙げるのであれば、優先順位があがったことでしょうか。 運動の習慣化について調べてみると、「やる気に頼らないようにする」みたいな記事をみることがあ ...

ReadMore

効率化

タッチタイピングを早くするコツ

  仕事でパソコンを使うなら、日々練習しておいて損はないと感じています。 仕事での業務がマウス操作のみということであれば、あまり意味がないことかもしれませんが、キーボードを少しでも使用する業務であれば、タイピングの上達は業務の効率化に直結すると考えています。 私が考えるタイピングが早くなるためのポイントは3つです。   覚える コツといいつつ最初が力技な感じですが、最初は覚えるしかありません。 まずはローマ字入力での配置、タッチタイピングでは「かな入力」より「ローマ字入力」のほうがいい ...

ReadMore

会計・経理 税金ほか

車両関係費用の家事按分割合

個人事業の場合には、1つの支出がプライベート、業務の両方に関わるものがあります。 このような費用を家事関連費といいます。   経費にできる車関係の費用 家事関連費のうち必要経費になるのは、業務遂行上必要なもので、その必要な部分を明らかに区分できる場合のその区分できる金額に限られます。 どんな費用でも家事関連費となるわけではありませんし(家族に支払うものなど)、申告区分によって判断基準が異なる部分もあったりしますが、プライベートと兼用しているものについては、検討する必要があることが多いです。 プラ ...

ReadMore

税金ほか

税金は少なくしたい、お金は増やしたい

事業をしている方であれば、税金は減らしたいけどお金は増やしたい、それができればと考えるかもしれませんが、なかなか難しいことです。   お金を使わない節税 いわゆる節税と言われるものにも、お金を使わないものもあったりしますが、そんなにたくさんあるわけではないですし、初回だけだったりとかなり限定的です。 なので、多くの場合いわゆる節税には資金支出が伴うことになります。   税金が減るのは◯% 個人事業主(フリーランス)は、サラリーマン(給与所得者)と比較すると、経費にできる範囲が広がると思 ...

ReadMore

会計・経理

弥生会計のインポートで消費税額が0になってしまう

  インポートしたデータの消費税額が0になる 弥生会計など会計ソフトにはインポート機能があり、CSVデータやテキストデータでインポートできます。 インポートデータの記述形式| 弥生会計 オンライン サポート情報 直接入力するより便利なので、私も活用しております。 先日利用されている方(税抜経理で消費税は本則課税の方)から、インポートしたデータの消費税額が0になるという相談がありました。 基本的に消費税額は税込金額を入力すればソフト側で自動計算してくれます。 なぜだろうと思いインポートしたデータを ...

ReadMore

通信制大学院

修士論文(税法)のテーマ選定での失敗例

私はいわゆる大学院ルートで税理士資格を取得しました。 そして、1年留年したから余計に身にしみてわかりますが、修士論文(税法論文)の作成において、テーマ選びはとても重要です。 その後の作成がうまくいくかは、テーマ次第だと言えます。 大げさじゃなく。 私は修士論文のテーマ選定にはかなり苦戦しました。 自分が失敗したテーマを含め、選定で失敗しそうなテーマについて考えてみます。   古すぎる、議論がしつくされたテーマ はじめてテーマ選定を行うことになるので、どのように決めればいいかさっぱりわかりませんで ...

ReadMore

  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、47歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

-税金ほか