税金ほか

この修正・改良は修繕費となるか

 

保有している固定資産を修理・改良した場合、資本的支出か収益的支出かの区分が必要となります。

資本的支出、収益的支出(修繕費)の区分について

保有している固定資産を修理や改良した場合、資本的支出か収益的支出かの区分が必要となります。 基本的な区分方法について確認してみたいと思います。     資本的支出と収益的支出 まず ...

続きを見る

 

例えば、今年制度がスタートするインボイス制度に伴い、システム修正費用がかかった場合、その費用はどうなるのか。

 

国税庁のホームページに、その取扱いについて掲載されています。

  1. 現行の請求書等のフォーマットに登録番号、軽減税率の対象品目である場合はその旨、税率ごとに合計した対価の額(税抜き又は税込み)、適用税率及び消費税額等を追加
  2. 積上げ計算方式による仕入税額の計算に対応するため、集計方法などの税額計算の要素につきインボイス制度に対応する仕様変更等

上記のようなプログラム修正の税務上の取扱いについて、「インボイス制度の実施に伴い、システムに従来備わっていた機能の高揚を維持するために必要な修正を行うものであることが作業指示書等から明確である場合には、新たな機能の追加、機能の向上に該当せず、これらの修正に要する費用は修繕費として取り扱われる」と記載されています。

 

また、修繕費に該当しないものとしての例示もあります。

  • 受発注システム上で受領し、又は取り込んだ請求書に記載された取引先の登録番号と国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトに公表されている情報を自動で照合し、確認する機能を新たに搭載するもの
  • これまでシステムで作成した請求書等を紙媒体で出力し交付していたものを、電子交付まで自動で行えるよう仕様変更するもの

ただし、資本的支出に該当する場合であっても、以前ご紹介した「資本的支出と収益的支出の区分について」の基本的な考え方に照らして、修繕費として処理することができる場合もあります。

例示されているものと同様のプログラム修正だから、必ず資本的支出となるということではございませんので、ご注意いただければと思います。

 

 

参考資本的支出、収益的支出(修繕費)の区分について

保有している固定資産を修理や改良した場合、資本的支出か収益的支出かの区分が必要となります。 基本的な区分方法について確認してみたいと思います。     資本的支出と収益的支出 まず ...

続きを見る

 

 

 


■編集後記
昨日はバイクで初ETC。
学生時代に乗っていたバイクにETCなどついておりませんでしたし、下道オンリーで高速道路も走ったことがなかったので、バイクで有料道路(長崎バイパス)も初めてでした。
なんでもそうですが、初めてはちょっと緊張しますね。

税金ほか

年金制度改正、社会保険の加入対象の拡大について

年金制度改正法が、2026年4月から段階的に施行されます。   以前それぞれの施行日について記事にしましたが、本日は「社会保険の加入対象の拡大」の内容について確認してみます。   個人事業所の適用事業所対象拡大 個人事業所の加入対象となる範囲を拡大する見直しが行われます(2029年10月)     特定適用事業所の拡大(企業規模要件の順次撤廃) 企業規模要件については、段階的に縮小・撤廃されます(2027年10月~)。     上の図にあるように ...

ReadMore

投資・節約・お金 税金ほか

保険証券を紛失した場合の対応について

  相続(対策)の準備、終活に向けた準備等のため財産内容を把握したいという場合、所有する財産によって確認する書類も様々でてきます。 生命保険については、契約時に交付される保険証券や契約内容の確認などの書類で確認します。   お尋ねすると、紛失した、所在がわからないというかたも結構いらっしゃいます。 仮に保険証券を紛失していたとしても、もちろん保障は継続しているので、本人確認ができれば諸手続きも問題なく行うことができます。   ただ、保険証券は契約内容が記載されていますし、保険 ...

ReadMore

税金ほか

契約者と保険料負担者が違う場合の生命保険契約に関する権利

  生命保険契約に関する権利 生命保険契約には、解約することで受け取ることができる解約返戻金や満期時に受け取ることができる満期保険金などがある場合もあります。 本来契約者である被相続人(亡くなった人)が受け取るはずだった解約返戻金や満期保険料などを代わりに受け取る権利のことを、「生命保険契約に関する権利」といいます。   相続税上の取扱い 生命保険契約に関する権利において、誰が保険料を負担していたかが重要で、誰が負担していたかによってその取扱いが異なります。 以前の記事で、「通常の相続 ...

ReadMore

税金ほか

「生命保険契約に関する権利」相続税の取扱いについて

  生命保険契約に関する権利 被相続人が自分以外の人(配偶者など)を被保険者にして保険料を支払っていた生命保険については、被相続人が亡くなっても、被保険者が亡くなったわけではないので、死亡保険金は支払われません。 生命保険契約には、解約することで受け取ることができる解約返戻金や満期時に受け取ることができる満期保険金などがある場合もあります。 本来契約者である被相続人(亡くなった人)が受け取るはずだった解約返戻金や満期保険料などを代わりに受け取る権利のことを、「生命保険契約に関する権利」といいます ...

ReadMore

ライフ 投資・節約・お金

生命保険の基礎用語4

生命保険の契約内容を理解するうえで、基本用語の理解は欠かせません。 本日は「お金」に関する用語について確認してみます。 保険金・給付金 保険金 被保険者が死亡したとき、満期まで生存したときに受け取れるお金のこと。 給付金 被保険者が入院、手術をしたときに受け取れるお金のこと。   解約返戻金(解約払戻金) 保険契約を途中で解約した場合に、契約者に払い戻されるお金のこと。   配当金 保険会社内で予定と実際の差により剰余金が生じた場合、保険会社の決算に応じて剰余金の還元として契約者に分配 ...

ReadMore

税金ほか

住所等変更登記の義務化について

  2026年4月1日から不動産の所有者は、住所・名前の変更登記が義務化されています。 個人だけでなく法人も対象です。   2026年4月1日以降に住所や氏名・名称に変更があった場合は、変更の日から2年以内に登記が必要です。 また、2026年4月1日以前にすでに住所や氏名・名称が変わっていた場合も未登記であれば、2028年3月31日までに登記が必要となります。   期限を過ぎても未登記の場合、正当な理由がなければ5万円以下の過料が科される可能性があります。 登記内容がわからな ...

ReadMore

ライフ

夫婦ツーリング2026-05

  ゴールデンウィークの最終日、娘たちがそれぞれお友だちと遊ぶということで、1ヶ月ぶりの夫婦ツーリングに行ってきました。 前回4ヶ月ちょっと間隔があいたので、今回は割と早めかもしれません。   いつものコースを少しだけと思っていたのですが、反対車線が事故渋滞していたので、帰りは違うルートで戻ることにしました。 おかげで、割としっかり目のツーリングとなりました。   旬と言える時期は短いのですが、ライダーにとって走りやすい時期になりました。 最近は目的地を決めずに出発するので、 ...

ReadMore

ライフ

独立後5回目のゴールデンウィーク

  今年のゴールデンウィークも基本的に暦通り、遠出はせず近場・自宅で楽しみました。 いつもご一緒するお友だち家族とのバスケ、からのBBQでスタートし、弟家族と過ごすというここ数年で恒例となったスケジュールです。   前年同様、弟家族が遊びに来てくれたので、娘たちも終始楽しく過ごしていたものと思います。 初日が雨予報だったので、家の中で炙りや2を稼働させてみたのですが、屋内で使うなら換気扇付近でやらないと煙で大変なことになりますね。 次の日、庭で使ってみて、「これは外用だな」と改めて感じ ...

ReadMore

  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、46歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

-税金ほか