投資・節約・お金

iDeCo(個人型確定拠出年金)について

 

iDeCoとは個人型確定拠出年金の愛称です。

公的年金の上乗せとなる制度ですね。

公的年金とは異なり、加入は任意で、加入の申し込み、掛金の拠出、運用方法の選択をすべて自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。

よく、iDeCoかNISA、始めるならどっち?という質問等を見聞きしますが、どちらが向いているかは人によります。

一概に絶対にこっちがいいとは言えないと思います。

話がそれましたが、iDeCoの制度について確認してみたいと思います。

 

加入対象者

  1. 国民年金第1号被保険者(自営業者等)
  2. 国民年金第2号被保険者(会社員・公務員などの厚生年金の被保険者)
  3. 国民年金第3号被保険者(専業主婦(夫)等)
  4. 国民年金任意加入被保険者

 

加入可能年齢

2022年5月以降、法改正によってiDeCoに加入できる年齢が拡大されています。

改正前については、20歳以上60歳未満が加入可能年齢でしたが、所定の要件を満たす方は65歳になるまで加入できるようになっています。

要件としては、国民年金第2号被保険者の場合、厚生年金に60歳以降も加入していること、国民年金第1号・第3号被保険者については、国民年金に加入していることです。

 

拠出時、運用時、給付時、それぞれで税制の優遇措置が設けられています。

それだけ考えれば、NISAよりiDeCoがいいんじゃない?と考えそうですが、すべての人におすすめできないデメリットがiDeCoにはあります。

 

なぜ、iDeCoが万人向けではないかというと、資金が60歳まで拘束されるからです。

万人向けということであれば、2024年からはやはりNISAでしょうね。

売却しても投資枠が復活するので、より利用しやすくなっております。

 

始めやすさではNISAに軍配があがりますが、所得によっては節税効果をすぐに期待できるiDeCoから、となるでしょう。

優遇措置がある制度、両方できればなおいいかと。

 

 


【編集後記】
昨日はオフ。
午後からニトリへ。
いくつか更新したいものがあり購入してきました。
あと、娘の要望もあるので視察もかねて。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、44歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日毎日更新中。

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