
キャンプに行くと、何かしらロープと関わることになります。
知っていると便利なロープワークがいくつかありますが、1つ覚える、最初に覚えるなら「もやい結び」でしょうね。
キャンパーなら聞いたことがあるという人も多いかもしれませんが、私がはじめて触れたのは船舶免許のときですね。
もともと船をつなぐときのロープワークなので当然かもしれませんね(英語ではボーラインノットといいます)。
もやい結びは、作った輪っかの大きさが変わらない結び方で、色々なシーンで使えます。
誰かできる人がいればその人にお願いすればいい話ですが、自分でできるともっと便利です。
興味があれば1度覚えてみましょう。
結び方もそんなに難しくありません。
いろいろなやり方があると思いますが、私は2パターンの結び方で覚えています。
基本パターンと簡略パターンの2つです。
まずは、基本パターン(簡略パターンが使えないとき)
覚え方は、手前→下→下→上 です。
ロープの長いほうを「本線」、ロープの端っこ側を「末端」と呼ぶこととします。
左手で本線、右手で末端を持ちます。

本線を右手で手前にひねって、6みたいな形を作ります。

末端を6の輪っかの下から通し、

本線の下を通し、

輪っかの上から通します。

末端と輪っか(大)を右手で抑えて、左手で本線を引っ張って完成です。

次に簡略バージョン(やることは一緒です)。
基本パターンと一緒で、左手で本線、右手で末端を持ちます。
違うのは輪っかの弧を自分側に向けているところですね。
覚え方は、ひねって、下→上 です。

本線の上に末端を乗せます。

本線と末端がクロスしているところを右手で手前にひねります。


アンダーアーマーのマークみたいな形になると思います。

本線の下を通し、

輪っかの上から通します。

末端と輪っか(大)を左手で抑えて、右手で本線を引っ張って完成です。

私は基本は簡略バージョンで、簡略バージョンが使用できない場合(対象物にかけて結ぶときなど)に基本パターンで結ぶ感じですね。
慣れてきたら、末端を引きとけにしたりとアレンジもできたりしますが、とりあえず基本パターンをマスターしていただければ。
キャンプ場で、ちょっとだけ、できる感が出ます。ちょっとだけ。
キャンプ以外でも、生活に役立つロープワークなどもあるので、興味があれば色々調べてみていただければと思います。
■編集後記
昨日は(も)引き続き、、
娘たちはサンタさんからもらったもので、シーリングワックス?とやらを制作して楽しんでおりました。
冬休みを満喫しておりますね。
ようやく今日から平常運転です。