
経費をいつ計上すればよいか、迷う、悩むという方もいらっしゃるかもしれません。
少し確認してみたいと思います。
ちなみに金額の大きいモノの購入については除きます。
「減価償却」という別の考え方で経費にしていきますので。
基本はモノを買ったとき、サービスを受けたとき
経費を計上するタイミング、つまりいつの日付で経費にするかですが、基本は「モノを買ったとき」、または「サービスを受けたとき」です。
モノ・サービスの提供日が基準となります(厳密にはモノであれば使い始めたとき)。
クレジットカードで払った場合、ネットで買った場合
実際にお金を払うとき、モノを受け取る時期に違いがあるものとして、クレジットカードで決済した場合、ECサイトで購入した場合等があげられます。
例えば、Amazonでカード決済にてモノを購入したという場合には、注文日、発送日、到着日、決済日、引落日など複数の日付が登場します。
基本は前述の考え方なので、モノが到着して事業で使い始めた日ですから、到着日ということになります(到着日に使い始めたとして)。
決算以外は任意のタイミングでOK
ただ、実務的にはいちいち到着日をもって処理するのは面倒なので、注文した日など処理がしやすい日付で計上して問題ないでしょう。
ただ、注意が必要なのは決算日をまたぐような場合ですね。
支払いの有無に関係なく、モノが到着していないなど使える状態になっていなければ経費として処理することはできませんし、クレジットカードの引き落とし日で処理しているケースだと、その年の経費が漏れることも考えられます。
決算時には未払いとなるもの、到着しているかなど、適宜確認が必要となります。
そういった意味では、あまり決算日ギリギリ(またぐようなタイミング)には買わないほうがいいのかもしれません。
■編集後記
昨日は外出予定なし(期日前投票と娘のお迎えのみ)。
月次、相続を粛々と。
プライムセールで買ったキャンプアイテムが届きました。
次のキャンプで試してみようと思います。