独立

ゆうちょ銀行の法人口座開設の手続等について

自分の法人銀行口座は、住信SBIネット銀行で開設しています。

当初、楽天銀行の口座を検討して手続を進めましたが、審査落ちしてしまい、次に検討したのが住信SBIネット銀行でした。

銀行によって審査基準が違うからか、こちらでは無事開設となった次第です。

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ただ、わかっていたことですが、ネット銀行では税金(ダイレクト納付等)や社会保険料(口座振替)の支払いには都合が悪い(できない)ことがほとんどです。

なので、別銀行の口座開設を検討することにしました。

参考住信SBIネット銀行 法人口座のメリット・デメリット

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今回検討しているのは「ゆうちょ銀行」です。

必要資料については、ゆうちょ銀行のサイトに掲載されています。

 

このうち私の場合に必要となるのは以下の書類です。

  • 法人の履歴事項全部証明書(原本)
  • 法人番号が確認できる書類(法人番号通知書等)
  • 法人の印鑑証明書(原本)
  • 出資者名簿
  • 決算書

 

その他、来店する際の注意点などピックアップしてみます。

委任状は代表者が来店する場合は必要ないようです。

私の場合、許認可が必要な業種ではないですが、建設業など必要になる業種もあるので、営まれる業種によっては別途許認可証の写しなどが必要です。

 

実質的支配者が確認できる書類として、株主名簿等の記載があります。

株式会社の欄には代表者印の押印がある株主名簿とあり、その他の形態の法人については、押印についての文言はありませんが、来店する店舗によっては、押印したものを求められることもあるようなので、株式会社以外でも押印しておいた方が無難でしょう。

 

あと、これはこのページ内には記載がないのですが、今は口座開設など一定の手続については、基本的に来店予約をしないといけないようです。

知らなかったので、そのまま来店してしまいました。

とりあえず、資料がすべて揃っていたので受付していただきましたが、次何かの手続の際は、来店予約をお願いしますとのこと。

コロナの影響によるものかもしれませんし、来店予約することで事前に準備ができ、スムーズに手続ができるということなのかもしれません(1時間10分ほど待ちました)。

混雑状況を避けるという意味では、来店時に長く待っているのは私だけだったので、事前準備の意味合いが強いのかもしれませんね。

ちなみに、審査は平均1ヶ月ほどかかるようです。

審査がOKであれば、通帳が届き、ダメな場合はその旨の文書が届くようですね。

ゆうちょ銀行の法人口座の開設を検討されている方は、ご注意いただければと思います。

 

 


■編集後記
昨日は久しぶりに娘の送迎。
朝は保育園、夕方は習い事。
ランニングはお休みだったこともあり、外出したのはそれだけでした。

 

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

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