国税庁から発表されている「会社標本調査」という統計データがあります。
内国普通法人から、休業しているなど一定の法人を除いた法人を対象として、4月1日から翌3月31日の間に終了した調査対象法人の各事業年度について、各種データを取りまとめたものとなっています。今年の4月に2023年度分なので、2事業年度後というスケジュールですね。
小売業、卸売業といった業種区分ごとのデータとなっており、その内で医療法人がどれくらいかについてのデータも掲載されています。
すべての勘定科目等が集計されているのではなく、ピックアップされた項目について利益計上の有無、資本金の階級ごとにまとめられているようです
例えば、交際費等で、利益が計上されている法人での合計を見てみると、法人数30,369、交際費等支出金額63,232百万円となっていました。
支出金額を法人数で割ってみると、1法人あたりの平均は約208万円と2019年度以来の200万超えとなっており、コロナ禍前の水準に戻りつつあることがうかがえます。
この金額が多いか少ないかは、事業規模等で異なると思いますので一概に言えないのですが、課税当局が集計しているデータであることから、何かしらの目安にしている可能性はあります。
この金額と比べてどうか、ということだけで調査に移るということはないでしょうが、たまにお客様から「よそはどれくらい?」といった質問を受けることがありますので(交際費に限らず)、他と比べてうちはどうなのか、気になるという方も一定程度いらっしゃることでしょう。
参考程度とはなりますが、気になる方はチェックしてみてはいただければと思います。
■編集後記
昨日はキャンプ2日目。
今回はコンパクトな設営で臨みましたので、撤収は楽でした。
直近2回が雨の中の撤収だったので、余計にそう感じたのかもしれません。
とはいえ、持っていったけど使わなかったアイテムもあるので、もうちょっと厳選できそうではあります。。
次に活かします!