税理士

無料申告相談に3日間従事しての所感

2月7日から9日の3日間、税理士会の無料申告相談が行われました。

去年は初日と最終日の2日間でしたが、今回は3日間従事しました。

無事終えましたので、その所感について少し書いてみます。

 

 

 

チェックの難しさ

私が従事したのは前回同様、「送信コーナー」という役割です。

申告コーナーの税理士が申告書を作成し、その後の手続きとなるセクションです。

大まかな役割としては、作成された申告書(数字)の確認と電子申告です。

改めて感じたこととしては、チェックの難しさですね。

作成された申告書に記載されている数字をチェックするのはそう難しいものではないのですが、難しいと感じるのは、何も書かれていない見えない部分のチェックでしょうか。

無料申告相談という限定・制限された中での対応となるので、網羅的に対応するには限界があるのですが、申告書に現れていない部分に気付く難しさを感じましたね。

正直、相談者に記載していただくようになっていることを、書いていただけなければ気づけません。

なので、それ以外で提示していただいている資料や会話等から見出すしかないとは思いますが、限られた時間で行うとなるとなかなか難しいですね。

チェックする際に、もうちょっとここを見ておけばよかったなと反省するシーンもありました。

今後に活かしたいと思います。

 

慣れない業務の難しさ

あと、無料申告相談では普段関わるお客様とは違った年代・職種の方と関わることになるので、日頃行うことが少ない業務に当たることになります。

私で言えば、いわゆる「住宅ローン控除」でしょうか。

これまでの実務でも、お客様の年齢層は自分よりも上の年代の方ばかりでしたので、住宅取得のタイミングに関わることも少なく、携わったことも数えるばかりです。

なので、いざその対応となると、ちょっとどぎまぎしてしまいます。

特に令和4年入居については、物件や契約時期によっていくつか判断しないといけないこともあるので、なかなか悩ましいです。

チェックも大変なので、作成を担当される方はもっと大変だろうなと感じます。

 

また、今回の無料申告相談会場では、慣れていないソフトを使うことになるので、最初はやっぱりつまづきますね。。

まあ何件か実施すれば、問題ないのですが。

 

ただ、慣れない業務等から得られる気付きもあったりするので、いい機会となっています。

 

 

相談日(従事日?)選択の難しさ

前回は初日と最終日に従事しました。

聞くところによると、初日の午前中と2日目が多くなる傾向があるとのこと。

去年は2日目が特に多かったと3日間従事した方にお聞きしました。

私が希望して初日と最終日に従事したわけではありませんが、なんだか申し訳なかったなと思ったのもあって、今回は3日間従事させていただこうかと考え希望してみました。

蓋を開けてみると、初日は例年通り?多かったのですが、2日目は予想に反して割と落ち着いていました。

相談に来られた方にいつが空いているか尋ねられることもあったのですが、傾向はお伝えできますが、絶対ではないなと。

従事する側においても、せっかく従事させていただくので、少なすぎてもなんだかなと感じますし、多すぎても大変なのでちょうどいい日に従事するのは難しいでしょうね。

3日間従事したばかりの今の気持ちとしては、来年は控えめにしようかなと、、思ったり、、していますが、たくさんの方に感謝の言葉をいただき、この事業の意義も感じているので、できるだけ従事できるよう検討したいと思います。できるだけ。。

従事された皆様、お疲れさまでした。

 

 


【編集後記】
昨日は税理士会の無料相談(2日目)。
例年2日目は多いと聞いていましたが、割と落ち着いていましたね。
お疲れさまでした。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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