税理士試験

税理士試験受験生時代|勉強が思うようにできないときに考えていたこと

働きながらの税理士試験受験でした。

税理士事務所に勤めている方であれば、年末年始は年末調整だったり、1月は法定調書や償却資産、2・3月は所得税の確定申告、そして5月の3月決算の申告と、通常業務以外の業務が重なってしまうと、思うように勉強ができない!と感じる方も多いのではないでしょうか。

税理士事務所に限らず、それぞれのお勤め先で、いわゆる「繁忙期」となる期間があると、どうしても予定通りに勉強をすすめることが難しくなってしまいます。

私もそうでした。

どうしても、この時期に勉強スケジュールが滞り、講義も視聴できない、添削も出せない、ダミだこりゃ、、

そんなこんなで、20代の頃は、税理士試験から離れることになりました。。

 

ただ、税理士試験に再チャレンジした30代では、なんとかしがみついてやり通すことができました。

 

本日は、税理士試験の直前期、思うように勉強ができないときに、私が考えていたことを記事にします。

いつもそうなのですが、テクニカルなことではございません。

メンタル的なことですので、あしからず。

しかし、税理士試験、メンタル大事です。

 

毎日、少しだけでも教材に触れる

毎日、朝から晩まで仕事で、寝るためだけに家に帰ってるのでは?ぐらいの状況になると、なかなか机に座ってじっくり問題を解く、という時間が取れなかったりしました。

体力的にも、精神的にもいっぱいいっぱいになってしまい、出来ない自分が嫌になったり、、

そんな状態が続くと、何やってんだろう?とか、税理士試験の受験自体に疑問を持つようになったり、心が折れそうになってしまいます。

それで、受験から遠ざかったわけですが…

 

1日は24時間なので、仕事にその大半の時間を割かないと行けない状態の場合、数時間の勉強時間を確保するのは難しいかもしれません。

睡眠時間を削ってまでやってはいけないと思います。

 

なので、そのような時期は無理に勉強時間を確保しようとはせずに、1日、数十分でも、もしくは数分でも、問題に触れるだけでもいいじゃないか!と、割り切ることにしました。

総合問題が無理なら、個別問題を1問だけとか、理論がある科目であれば、理論を1個だけでも回すとか。

それぐらいならできる!という程度のものを設定しておりました。

 

できる範囲の目標を考える

それと、勉強が思うようにできない時期の勉強スケジュールは、ある程度、余裕を持った設定にしておりました。

直前期付近になると、試験当日までの勉強スケジュールを考えたりすると思いますが、それをあまりストロングな予定にしてしまうと、前述のようなことになってしまいます。

気持ちが焦ってくるので、これぐらいやらないと!という考えから、どうしても詰め込みがちになってしまいますので、最初から余裕目で目標設定したほうがいいと思います。

自分で計画したスケジュールが、思うようにこなせないと、やっぱり嫌になっちゃいますので、、

できないときは仕方ないので、ほどほどでいいと思います。

やれる範囲の目標を考えてみましょう。

 

勉強しない日を3日続けない

それぐらいならできる!と決め、やれる範囲の目標を設定したのに、出来ないときがあるかもしれません。

たったこれだけのことも出来ないのか、、と、再度、自分が嫌になったりします、、

 

そんなときは、「勉強しなかった日を3日続けない!」という目標に再度変更していました。

三日坊主の逆?みたいな感じですね。

 

あくまで私の場合ですが。
当時の状況は、5月を乗り切れば、6月と7月は割と申告件数も落ち着いていました。

なので、そこで巻き返してやる!と考えたりしていたこともあり、5月までは、目標設定がゆるめでもなんとかなりました。

 

決して諦めない

モチベーションが大事な試験です。

 

私は、20代の受験生時代に一度試験から離れて、すごく後悔しました。

再チャレンジ後は、以前の記事でも書きましたが、「税理士になる!」と、周りに公言しておりましたので、絶対に諦めないという気持ちが強かったです。

正直、本当にテキストを眺めるだけの日もあり、そういう意味では3日続けて勉強しない日もあったように思います。

それでも、「絶対に」という気持ちをなくさなかったので、なんとかしがみついていけたと思います。

 

簡単に変わったなんて思うな

以前の記事で紹介した人生を変える10ヵ条の1フレーズです(一つ上も)。

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例えば、早起きとか、毎日勉強するとか、できなかったことができるようになるには、それなりの時間がかかります。

最初から、すんなりできる人のほうが少ないのではないでしょうか。

 

受験生時代は3時半~4時の間ぐらいに起きる、という目標でやっていましたが、当然最初から出来たわけではありません。

20代で挫折していることからもわかるように、税理士試験の勉強だってそうです。

習慣を変えるには、それなりの時間を要します。

今、直前期で苦しんでいるのは、それだけのことを、これまで継続してきているからだと思います。

私も、やれていないときは、苦しくもないし、緊張もありませんでした。

苦しめていることに自信を持ってもいいかもしれません。

 

まとめ

とはいえ、税理士試験が全てではありません。

他に別の目標が出来たり、何らの理由で撤退するのもありだと思います。

私も、一度離れたからこそ、やり通すことができたと感じます。

 

体や心を壊してまでやる必要はないと思いますので、無理のない範囲で、頑張っていただきたいと思います。

 

.

【編集後記】
下の娘が水疱瘡にかかりました。
保育園で流行っているようです。元気なんですけどね…
自宅におりましたので、私が迎えに行ってきました。
レア感があるのか、まだ喜んでくれます。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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