会計・経理 税金ほか

車両関係費用の家事按分割合

個人事業の場合には、1つの支出がプライベート、業務の両方に関わるものがあります。
このような費用を家事関連費といいます。

 

経費にできる車関係の費用

家事関連費のうち必要経費になるのは、業務遂行上必要なもので、その必要な部分を明らかに区分できる場合のその区分できる金額に限られます。

どんな費用でも家事関連費となるわけではありませんし(家族に支払うものなど)、申告区分によって判断基準が異なる部分もあったりしますが、プライベートと兼用しているものについては、検討する必要があることが多いです。

プライベートで使用している車を仕事でも使うという場合は、業務で使っていると区分できる部分については経費にすることができます。

 

按分割合の決め方

業務で使っている部分を区分する場合の割合の求め方ですが、車両関係の費用についてもっともおすすめなのは、走行距離を用いて計算する方法です。

業務で走行した距離を年間の総走行距離で割って求めます。

業務での走行距離 ÷ 年間の総走行距離 = 事業割合◯%

最も合理的な方法で根拠としても確実です。

ただ、記録を取らないといけないので、それが難しいという場合は簡便的に業務で使用する日数や時間を用いて計算します。

例えば、1週間のうち平日の5日間を仕事で使用する場合、

5日 ÷ 7日 = 71%

など。

ただ、平日(仕事)の利用が少なく、土日めちゃくちゃ遠出するみたいなスタイルだと、合理的な区分とみなされないことも考えられますので、あくまで実態がどうかという視点は大事にしたいところです。

やはり走行距離での按分計算が確実かなとは思います、私も走行距離から計算しております。

 

入力の仕方

車両費用の場合、上記で求めた按分割合を関係費用すべてに乗じて計算するのですが、1つ1つにかけると量が多い場合にはかなり手間です。

なので、一定期間の合計額から家事分(100% - 事業割合)を取り除く方法が楽だと思います。

支出(決済)時にはそのままの金額で入力し、その合計額に対して割合を乗じて計算するのが簡便的な方法となります。

その期間の支出合計が「100」、事業割合が「30%」の場合

支出時:車両費 100 / 現金 100

期間の末日:事業主貸 70 / 車両費 70

といった形で入力します。

勘定科目が異なるものがある場合(保険料、修繕費など)その科目ごとに計算することになります。

決算処理で行うか、月単位で把握しようとする場合であれば月末に処理します。

会計ソフトによっては、家事按分の割合等を登録することで自動計算されるものもありますので、それを利用するのもいいでしょう。

車両関係の費用に限らずですが、家事分として経費に計上されていないものに、家事関連費として按分計上できるものがないかも検討しましょう。

 

 


■編集後記
昨日は外出予定なし。
下の娘が朝から「きつい」などと言って、いつもの送ってほしいアピール?と思ったのですが、帰宅時も言い(これもいつも言うのですが、、)、ちょっと表情がいつもと違ったので、妻が熱を測ったら平熱よりやや高めで、その後ちょっとずつ上がっていきました。
オオカミ少年っぽくなってしまい、信じてやれなかったことをやや反省しましたが、日頃からアピールが多いものですから、、
まあ、熱が上がりだしたのは帰ってからなので、朝は大丈夫だったのでは?とも思いますが、しっかり観察してあげなければなと思った次第です。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、47歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

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