税金ほか

所得税の確定申告 誤りの多い事例(所得控除関係)

 

国税庁のホームページにも、所得税の確定申告において、誤りが多い事例がピックアップされています。

参考所得税の確定申告 誤りの多い事例(収入・所得関係)

  国税庁のホームページにも、所得税の確定申告において、誤りが多い事例がピックアップされています。   確定申告書をチェックする機会もあったりしますが、確かに誤りやすい(漏れやすい ...

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以前、収入・所得関係について記事にしましたが、今回は所得控除について、いくつか確認してみたいと思います。

 

  • 医療費控除の計算誤り
    例)高額療養費や出産一時金、生命保険会社からの入院給付金など、医療費補填される金額の控除漏れ

 

  • 寄附金控除の適用漏れ(ふるさと納税を行った方)
    例)ふるさと納税ワンストップ特例の適用についての申請をしている方が、確定申告を行う場合の寄附金控除適用漏れ(申請が無効となるため、ワンストップ特例の申請をしたものを含めて計算要)

 

  • 寡婦控除、ひとり親控除の適用漏れ

 

  • 扶養控除、配偶者控除の適用誤り
    例)子どものアルバイト収入が103万円超となっている場合の除外漏れ

 

確定申告書をチェックする機会もあったりしますが、確かに誤りやすい(漏れやすい)項目というか、傾向というのはありそうです。

なので、事例として多く見受けられるのも、なんとなくわかる気がします。

 

該当の内容がある場合には、漏れ等ないようご注意いただければと思います。

 

 

 


■編集後記
昨日はオフ。
娘たちがお友達のところに遊びに行ったので、妻と2人でマリオなどを。
5つ目の星がまだ付いてないもので、最近またチャレンジ中です。
もうしばらくかかりそうです。。

 

税金ほか

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 日毎日更新中。

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