税理士試験

理論暗記について(固定資産税)

以前、税理士試験受験生時代の勉強スケジュールについて記事にしました。

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その中の理論暗記についての箇所で、Excelを使った内容を紹介させていただきました。

 

 

本日は、その時のExcelデータがどのようなものだったのか記事にしたいと思います。

 

別の記事でも書きましたが、固定資産税はいわゆるミニ税法と言われるものの一つです。

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理論の題数が少ない分、暗記の精度はそれなりに高いものが求められます。

 

そこで、理サブをそのまま覚えるのに加えて、各テーマごとの横のつながりを意識できるよう、横断的に捉えられることができないか試してみました。

そのときに活用したのが、Excelデータでの検索です。

 

 

このように、「テーマ」、「見出し」、「内容」といった感じでカテゴリーを分けて、Excelの1行に一段落みたいな感じで入力された状態のデータを用意しました。

用意したといっても、書いて覚える代わりにWordに入力することを代替にしていましたので、最初の段階で入力したWordデータを補正したものをペーストしただけです。

これを利用して、例えば、「道府県知事」とか「総務大臣」とか、気になるワードで検索をかけることで、テーマの横のつながりを確認することができていました。

これも固定資産税の理論題数だからできることかもしれませんが、便利に使うことができました。

 

理サブだけでなく、理論テキストや問題演習の中からも抑えておきたい内容が出た場合は随時追加していました。

それでも、固定資産税の理論であればそれほど多くなることはありませんでした。

 

合う合わないもあるかと思いますので、自分には合うなという方はお試しいただければと思います。

 

 


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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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